考えるおっぱい

日々常々。

私が「遺書」を書いた日

大手広告代理店の新入社員が過労自殺をしたというショッキングなニュースで、Twitterのタイムラインは様々な意見で埋め尽くされていた。当事者(自殺してしまった人)が意見を語ることは物理的に不可能だが、幸運にも生き残った者の拙い話をここに書き残して…

愛すべき、クズの咆哮

私の父は究極のクズだ。DV、浮気、幼児虐待、借金、嘘…そういう事を繰り返しながら、台風が日本列島をなぞるように(方角こそ違えど)、東から西へと移動しながら女性を泣かして歩いたらしい。母や私もまた、彼の被害者であった。ただ、私はその暗い生い立ち…

私が服を好きになった理由

大阪は「食い倒れ」、神戸は「履き倒れ」、そして京都は「着倒れ」と昔から言われているそうだが、この表現はとてもしっくりくるなぁといつも思う。 生まれも育ちも京都であるということは、身近に美しいものが溢れているということなのだろうと、大人になっ…

妊娠するということ

今日は、友人の営むビストロに食事に行った。 彼女はたった一人で、この店を切り盛りしている。 小さいお店なのだが、私はそこが一番のお気に入りポイントなのだ。 彼女と他のお客さんとの距離が近く、一人で行っても大家族の食卓よろしく、賑やかに食事がで…